春は自律神経をチューニングしましょう
2021.04.01
4月は新年度のはじまりで生活環境が大きく変化した方も多いと思います。
皆さんの身体も環境の変化に対応しようと大忙しのはずです。
とくに影響を受けるのが自律神経です。
自律神経には、ストレスを感じた時に活発に働く交感神経とリラックス状態で活発に働く副交感神経の2種類があります。
①交感神経は、活動時、緊張時、ストレス(ノルマ・異動・転勤・通勤・長時間勤務・人間関係・暑さ・寒さ・花粉・騒音・不規則な食事・睡眠不足)を感じている時、特に昼間活発になります。
②副交感神経は、休息時、修復時、リラックス(お風呂・夜間・睡眠時)に活発になります。
自律神経は消化器、循環器、呼吸器などの活動を調整し24時間働いているため、2つのバランスが崩れると、さまざまな症状が身体にあらわれます。
当院では、自律神経調整として頭部や下半身の筋緊張や組織液の流れを整える「ドレナージュ療法」、腹部の緊張を和らげ、呼吸や内臓機能を整える「腸もみ」、身体の気血を整える「鍼灸治療」などで対応します。
ちなみに、いま上の歯と下の歯が接触している方は、交感神経が過剰に働いているかも知れません。
自律神経を整えて気持ちのよい春を過ごしましょう。